池坊宝生流とは

華道の生け方

  • 盛花(もりばな)

  • 投入

  • 釣り花・掛け花

  • 自由花(じゆうばな・じゆうか)

  • 古典立華(こてんりっか)

  • 現代立花(げんだいりっか)

  • 古典生花(こてん せいか・しょうか)

  • 現代生花(げんだい せいか・しょうか)

いけばなを通じて
「和の心」を養う

池坊宝生流とは、いけばなを初めて習う人にもわかりやすく
いけばなの技術のみならず木や花の生育状況や植物の出生を学び、自然を敬い心の豊かさを磨きます。
あらゆる環境に、多種多様な花形を用いて生けられるよう工夫されており
自然盛花を中心にしたいけばなの文化を学ぶことができます。
また、太山寺を母体とした いけばなの道場です。

池坊宝生流 名前の由来

池坊宝生流の「宝生」は仏教の真言宗の教えの中心になる
五つの如来様の一人「宝生如来」から名を頂いたものです。
南方に位置し、活動の中心をあずかる如来様
事物間の平等性をみぬく智慧と、修行により福徳の宝を生ずる徳とをそなえた仏で
社会をも「和」する人を養育するとの意により名がついたとされます。

流派の歴史

教程の進め方

入 会 花にふれる。花の見方・道具の扱いを学び、くらしの中の花を生ける
初級・中級 盛花の基本の花型を学び、さらに奥行きをふかめる。投げ入れの基礎を学ぶ
上 級 一つの花器に2つの剣山を使い生ける(株分け)
籠や壺を使い、投げ入れのバリエーションを増やす
准教員 上級過程で身につけたものを極める。釣り花・掛け花を学ぶ
花展に出展できる
正教員 自由な創作に向けての練習(様々な素材を使い、線・面の表現を学ぶ)
季節の行事に合わせた花を生ける
全国コンクールに出展できる
教 授 生花・立花を学ぶ
本部の研究会に参加ができる

免許状申請

進 度 期 間 免 許
入 会 2ヶ月 入 門
初 級 6ヶ月 初 伝
中 級 6ヶ月 中 伝
上 級 6ヶ月 奥 伝
准教員 8ヶ月 准教員(席札)
正教員 14ヶ月 正教員(看板)
教 授

池坊宝生流では次の教程へ進んでいただく際、免許状所得の申請ができます。

池坊宝生流の
本部となる建物です

1Fは大きなホール いけばな教室
2Fは待合・小間・広間・立礼席をそなえた茶室