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本日は、方位に深く関係する「二十四節気」の中のひとつ「清明 せいめい」についてのお話です。
太陰暦では 1年を二十四期に分け、例えば「立春」など それぞれの節季である 季節の区分を配置し、気候の移り変わりを知るようにしたものだそうです。
清明は 春分後の15日目にあたり、この頃になると 花が咲き始まり、万物に清朗の気があふれてくると いわれています。
確かに 昼間は春の陽気に、すっかり変化したでしょうか。ウグイスの声も 落ち着いてきたような気がします。
今週から 新学期が始まる学生さんがいらっしゃると思いますが、季節の変わり目を 味方にして 新しい場所で 自分らしさを発揮できますように。
以前にも お話ししましたが、体と心の声を よく聴いて 身近な自然から 力を得られるよう 心がけましょう。
先月の 法話では「氣」についてお話したのですが、その氣を上手に取り込むには やはり「食事」が肝心と 仏教では よくいわれております。
「氣」とは 気の旧字 であり、気は氣の略字 になります。
先ほどの二十四節気の それぞれの期間のことも 氣 というそうです。
この氣の漢字で 肝心なのでは?と 勝手ながら考えておりますのが、米が使われているところです。
言うまでもなく 和食では お米は特に重要なので、その米が「氣」に入っているのが もう凄い発見だと思いました。
私たちの生まれ持った力を より発揮するには、やはり食事 特に「和食」が大切と 感じております。
『 どんなことでも 皆さまがそれぞれ 身をもって実感し、ご自身で判断し 選んでいく。』
1番身近である 食事から、そんなことを少しずつ考え 実践してみるのは いかがでしょうか。
こちらの写真は、日曜日になりますが さっそく雨の散策を実践したときの 1枚です。
太山寺から歩いて30分ぐらいの所にあります、農業高校の 見事な桜です。
6日水曜日には桜のトンネルも通ったのですが、まだまだ見頃で 今年の桜は長持ちなのでしょうか。
太山寺の桜と共に こちらの桜もしっかり目に焼き付けられ、長いようなあっという間のような 今年も充実した期間でありました。
Let’s experience and judge everything for ourselves.
Cherish traditional food.